この絵の続きのお話です。
海賊船は大ウツボに飲み込まれ、
2ヶ月間、体の中を旅します。
2ヶ月間と1日目、お尻の穴から飛び出します。
海賊たちの大冒険。
そういうお話なのであります。
大学生である最後の年に最高の賞を
いただきました。この風をうけて
ぼくらの船は未来へ出航します。
ボンボヤージュ!!
自分の作品が選ばれ光栄に思っています。
自分は入手可能な全ての材料を試し、
最善の技法を探すことが、今の私が夢みる
美術の幕開けとなることを確信し、
最先端の基底材と水性アクリルで
意識的に描きました。この幕開けが
新たなスタートだと思い、
今後とも頑張っていきたいと思います。
この度は、このような
素晴しい賞を頂き、日々の暮らしが
また少し豊かになることを
大変嬉しく思います。
本当にありがとうございました。
2009年、10月のソグネフィヨルドは
気温が低く、とても寒かったです。
空も水も透き通っていて、
私はそこで宙に浮かぶ落花生のような
物体を見ました。今回素晴らしい賞をいただき、
まだ頑張りたいと思うことができました。
本当にありがとうございます。
宮崎口蹄疫事件をテーマに、感謝と復興の
願いを込めて描きました。スーパーで当たり前に
並んでいる肉製品ですが、当たり前の
日常品ほど見慣れてしまい
「当たり前にそこにあるありがたみ」を忘れがちです。
もし口蹄疫が全国に広がっていたら、
スーパーの肉売り場はどうなっていたでしょうか?
日本はどうなっていたでしょうか?悲惨な
事件だったけれど、美味しそうなお肉を描くことで
前向きに宮崎を応援したいと思いました。