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この日記はゴールデン社
2007.3.8
近代材料に関する最近のタイムズ誌記事に応えて
ニューヨークタイムズ編集者への手紙

拝啓
2007年2月14日のRandy Kennedyによる「画材ミステリー、近代芸術の保護者に挑戦」という最近の記事は、この10年間、ゲッティー(ロサンジェルス)やテイト(ロンドン)、ナショナルギャラリー(ワシントン)などのいくつかの研究機関で真剣に取り組まれてきた近代材料に対する研究についての歓迎すべき内容となっていました。
ただクイーンズ大学(オンタリオ)やMolArt(アムステルダム)、トリノ大学(トリノ)が記事から漏れていました。これらの研究機関は近代絵具の研究を進め、修復家にそれら材料をどのように扱うべきかのツールとテクニックを提供しようとしています。
1950年代以前、そしてそれ以前の数百年にわたって修復技術は試行錯誤の実習でした。この間、たとえ志はよくとも未熟な修復家の手により、多くの作品が破壊されました。保存科学が重要な学問となったのは、ほんの近代になってのことです。この50年の間に、美術市場が成層圏ほどにも膨れ上がったため、技術は洗練され、改善され、試験されて、修復家が作品に害を与えないことがより確実になりました。幸いなことに、今では近代の材料が年を経たことや、それら、特にアクリルが美術製作の最もポピュラーな材料となっていることが認識され、スポットライトが当たるようになりました。

残念ながらこの記事では、Learner博士やShilling博士が「まず発見したことは、近代の多くの絵具、特にアクリルは、場合によって油絵具よりも安定している、と述べている」ことが無視されています。これは、近代材料に対し少なからぬ疑念を持つことの多い美術消費大衆に対しては、とても価値ある情報です。同時に、専門家用絵具メーカーがこれらの科学者に積極的に情報提供してこなかったことを示唆しています。
しかしながら、私どもはメーカーとして、これらの機関の人々に、データや配合の提供、試験用特注絵具の作成、研究支援、あるいは他分野との情報交換の橋渡しなどを長年にわたって行ってきました。記事におけるLearner博士に関連した引用について、博士から聞いたところでは、当社とこれら機関との協力についての情報は記事からはずされているようです。これにはとても失望しました。それによって記事がとても面白くなるわけではないかもしれませんが、材料を作って提供する企業が業界において責任あるメンバーであるという事実は、読者にとって興味のある内容かもしれないし、そうあるべきなのです。残念ながら、企業について述べられている記事内容は、当社も助力してこなかった他企業と同じであると読者が結論付けてしまうようなものです。それはまったく事実とはかけ離れているのです。

敬具
オリジナルページに書き込まれた
アーティストからのコメント
ブラボー
この業界が過去30年、特にこの10年に成し遂げた発展は息を呑むものだ。

娘のカトリック系学校のホールを通ると、30年くらいの古いものだが、アクリル絵画に気がつく。主にパレットナイフで厚く盛り上げた部分に、ヒビや浮き上がりが見られる。どこのブランドが使われたのかは分からないが、貴社の製品を使っていれば、そうした災厄は避けられることを私は知っている。
シアトルやベルビューでの多くのゴールデンレクチャーに出席し、惜しみないすばらしい情報で頭が一杯になった後、契約中のパイクプレースマーケットの100周年記念豚(豚の像がマスコットになっている)には、ゴールデンのモデリングやクラッキングペーストやゲルを重ねてテクスチャーを出そうと決意した。
私のテーマは「ロッキングピッグ(揺り豚)」で、高さ137cmの豚が座っており、様々なテクスチャーで情感を表現した「ロックフェース」で覆われる。
質問があるのだが、GAC200はブラックジェッソを塗る前の「プライマーのプライマー」に適しているだろうか。ガラスファイバーにジェッソを直接塗る前に、接着性を解決する必要があるように思うのだが。

私の想像力を刺激し続けてくれてありがとう。
神のご加護がありますように

Mark D. Gottsegen教授のコメント
ありがとう、感謝します、まったく。

マークさんの返事
勇気付けられるコメントをありがとうございました。