ゴールデンアクリリックス
ゴールデンフルイド

AboutGolden

この日記はゴールデン社
2007.1.29
下地材は作品を再発明する
多くの方から、伝統的あるいは非伝統的下地の準備についての問い合わせがあります。下地がむき出しになろうと何層も重ね塗りされようと、作品の最終仕上がりに大きな役割を果たします。私たちがアーティストのために新しい表面を開発するのは、特別なニーズの基底材やメディウムなどと同様に、色や吸収性、ザラつき、硬さ、不透明性を変えたいというみなさんの要望にこたえるものです。たとえば、メゾナイト材での変色を避けるにはどうしたらよいか、パステルや油彩の下地に適した下地はないか、などです。私たちの発見の多くは実際にはみなさんの発見であり、伝統的には下地には向かないとされた材料が新たな出発点となり得るのです。これにはグロスからマットにいたるあらゆるゲルが含まれます。

私たちは、新しい実験的な下地材がみなさんの制作に意味のある選択肢となればよいと考えています。多くのパステル画家からは、細かな、あるいはゆるやかな描写が可能な様々な表面状態の下地の希望があります。当社のパステルグラウンド(日本未発売)は、パステル画家だけでなくザラついた下地を望む人たちの要望にも応えています。新製品である、トランスルーセントグラウンド(ファイン)とトランスルーセントグラウンド(コース)(それぞれ半透明で細かい肌と粗い肌をもつ)は、それを塗る描画層や紙、キャンバスなどが透けて見えます。またひとつの面白い描画材料ですが、ステイン技法やウォッシュの出発点にもなります。こうした新しい製品はJust Paint 16で特集しています(英語版のみ、ターナーホームページの日本語版には含まれていません)。
オリジナルページに書き込まれた
アーティストからのコメント1
バーネットニューマンが作品「ワンメント」をどのように制作したかという解説を読んで以来、下地の応用と性質に魅了されている。実際のところ、絵画の物理的な構成と準備は描画そのものよりも美しく、多くの場合は楽しくもあることがわかった。Just Paint 16が楽しみだ。本当に興味深い内容で中毒になりそうだ(ゴールデンのパステルグラウンドがどんなものか試すためにわざわざパステルを買ってしまった)。

マークさんの返事
JP 14、JP 15にも実験的な製品が掲載されています(日本語版は一部のみ)。多くのユニークな商品があります。

アーティストからのコメント2
GACのメディウム類について読んだが、とても面白そうだ。GAC200のエナメルのような効果に興味があるし、ツルツルした面への接着がよくなる理由の記事もあった。これは最近私がガラスパレットに描いて全面をはがすという実験的な作品に関連してくる。そこで思うのだが、滑らかな面に接着がよいメディウムがあるなら、滑らかな面にあまり接着しないようなメディウムはないだろうか(ファブリックメディウムのひとつが該当しそうな気がするが)。

マークさんの返事
GAC200がおそらくベストでしょう。接着がよくなるのは、主として硬さが高くなるからです。角のところから剥がそうとすると柔軟ではがしやすいタイプと違って、これは割れやすいのです。ただ、最近の当社の情報をみていただければ、GAC200の硬さを改善するために配合変更しました。時間が経つと柔らかくなってしまうようです…ちょうど私のお腹のように…。

別のアーティストからのコメント
クリアタールゲルを試してはどうか。そのままでも絵具を混ぜても、ガラスパレットやポリエチレンシートに塗れば簡単にはがれるはがしやすくするには、マット製品はあまり使わずアンバーやオーカーなどの無機顔料をゲルに混ぜることだ。全体をマットにしたいなら、あとからマットワニスなどを塗るとよい。
マークさんのコメント
マットメディウムを塗る場合は十分に気をつけてください。厚く塗ると作品の透明性を大きく損ないますし、他のメディウムにくらべてやや黄みがかった色をしています。

別のアーティストからの質問
下地について、あるいはメディウムのことだが、120cmX120cmのキャンバスがあって、枠がゆがんできたので、はずして筋交いをした6mm程度の厚みの合板に貼り付けようと思っている。それにはどんなメディウムがよいだろうか。面積が大きいので、ローラーで塗っているうちに乾燥させてしまうわけにはいかない。また木部からキャンバスを保護したいし、接着もよくしたい。

マークさんの返事
テクニカルサポートにお電話ください。合板に固定するだけの場合より複雑な問題だと思います。しかしキャンバスの貼り付けには、ソフトゲルが適しています。接着する場合は、両方の材料に製品を塗って十分に乾燥させ、それから接着するための製品を塗ってください。