ゴールデンアクリリックス
ゴールデンフルイド

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この日記はゴールデン社
2007.1.22
学校は、画材すべてについては教えていない事実を無視しているのか
学校の授業では油彩画しか教えていないという話を聞くたびにいつも驚いています。これが中国での伝統とだという話なら、かの国ではロシアから美術授業の大半を導入したという歴史からうなづけることです。しかし、アメリカは近代画材発祥の地であり、もう変化があってもいいと思うのが自然でしょう。

画材の新しい開発はすべて近代合成塗装技術から発生してきたのは明らかです。それは、新しい材料の実験と創造の舞台であり続けるでしょう。物理的な材料で出来る限界をアーティストが探求する際に、それら材料の基礎が必要になるでしょう。

この先を予見させるような兆候がいくつか現れています。まず、新しいブランドのアクリル絵具が市場にあふれています。この2年間に、4つの新しいブランドが画材店に並びました。二つめは、主要な油絵の具メーカーさえも、アクリルでしか出来なかったユニークなゲル状の製品を油絵画家に対して導入しようとしています。最後に、アーティストたちが新しい可能性を求める探求に興味を示していることは、実験的作品の多さから明らかです。多くの作品が、工業界の幅広い材料を、素晴らしい、あるいは悲劇的な結果に終わるかもしれない組合せで使用しています。

これらの材料に関する教育は、アーティストが自分自身で道を見出すための創造的でアカデミックな本能を妨げることなく、アーティストが利用できる選択肢を広げるでしょう。選択肢は画学生に任せるべきです。そのような選択肢の教育をしないということは、全く無責任です。
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アーティストからのコメント1
ヒューストンのグラッセル学校では、どの画材を使っても良いが、油絵具を推奨している。私は油にアレルギーがあるとウソをついて、アクリルを使っている。カリキュラムは大幅に油彩画に傾いている。個人的にはアクリル以外を使おうとは思わない。

マークさんの返事
あなたのような経験を持つ人は多いと思います。しかし、アーティストやギャラリー、コレクターなどが、アクリル画材の重要性や耐久性を評価するようになってきていることに大いに勇気付けられます。学校もいつかはそれに従うでしょう。

アーティストからのコメント2
「アーティストは自分自身の道を見出すという本能」などというものは、芸術教育で一般に信じられている馬鹿げた迷信だ。自分自身で見つけるべきものは、好みや注意点だ。画材に対し同じアプローチをすべきだという考えはナンセンスだ。技術的な解決策は知られたものがあるが、創造性を伸ばすためにそれを教えないでおくのは、赤ん坊に歩き方を教えるために足かせをはめるようなものだ。 あるいは、材料学の教育と芸術教育は相反するものだという考え方をたまに見かける。しかしコンセプチュアルアート(概念芸術)ではなく、視覚的な理由からヴィジュアルアート(視覚芸術)を作る場合、自分の道具や材料を多く持つことは、創造性を促す上で最上の道だ。もし私が美術学校を経営するなら、生徒には次々と画材になれさせていくだろう。まず鉛筆からはじめ、続いて様々な描画材料、そして彫塑材料、最後にデジタル機器にプログラミングだ。基礎学習には2年から3年が必要だろうが、生徒たちは自分のスタイルについて考え作品制作するときになれば、どんなことでも出来るようになるだろう。

マークさんの返事
美術教育者たちは、あたかも創造的な執筆を教えるために、創造性を妨げる可能性があるとして読書を禁止しているのと同じように感じます。あなたの学校に入りたいですね。

Mark D. Gottsegen教授のコメント
「アーティストは自分自身の道を見出すという本能」などというものは、芸術教育で一般に信じられている馬鹿げた迷信だ。自分自身で見つけるべきものは、好みや注意点だ。画材に対し同じアプローチをすべきだという考えはナンセンスだ。技術的な解決策は知られたものがあるが、創造性を伸ばすためにそれを教えないでおくのは、赤ん坊に歩き方を教えるために足かせをはめるようなものだ。 あるいは、材料学の教育と芸術教育は相反するものだという考え方をたまに見かける。しかしコンセプチュアルアート(概念芸術)ではなく、視覚的な理由からヴィジュアルアート(視覚芸術)を作る場合、自分の道具や材料を多く持つことは、創造性を促す上で最上の道だ。もし私が美術学校を経営するなら、生徒には次々と画材になれさせていくだろう。まず鉛筆からはじめ、続いて様々な描画材料、そして彫塑材料、最後にデジタル機器にプログラミングだ。基礎学習には2年から3年が必要だろうが、生徒たちは自分のスタイルについて考え作品制作するときになれば、どんなことでも出来るようになるだろう。
アーティストのコメント
私は幸運にも、Holyoke大学で90年代初頭に学んだ。私の教授は実験的な人で、特にアクリルを使っていた。時にはゴールデンから人を招いてデモをしたこともあるし、サンプルをもらったこともある。それ以来、ゴールデンを使っている。 また、Westfield州立大学に通い、オハイオ大学で修士号を取った。どちらもアクリルのような新しい画材に対してオープンだった。 現在はバーモントの大学で教えているが、描画クラスはまだ受け持っていない。しかしもし受け持ったら、アクリルを主体にするだろう。それには多くの理由がある。即効性、健康因子、洗浄性、そして絵具とメディウムの多様性だ。アクリルは使いやすく、実に多様な表現ができる。 既に21世紀になったのだから、スタジオアート分野の学術諸氏も、それを理解すべきだ。そしてアクリルがまさにそこにあるのだ。ところでシルバーポイントを教えている教授は何人くらいいるのだろうか?あるいは大理石を削ることを教えている人はいるのだろうか?

Mark D. Gottsegen教授のコメント
シルバーポイントのドローイングを教えたことがある。また私の大学では、最近、彫刻家は大理石彫刻を行っている。 指摘されたように、あらゆる画材のレパートリーがあれば、創造性の自由度は大きく広がる。アクリル絵具だけに限って教えるのは、油絵具だけに限って教えるのと同じくらいに悪いことだ。 健康問題に関して言えば、現在は油絵具も他の絵の具も安全で清潔な使い方が可能だ。ご存知だと思うが。

マークさんの返事
ご意見に賛成です。学校では、生徒はあらゆる画材を経験すべきです。彼らの多くはそれほどのことはしたくないというでしょうが。ちょうど音楽家が音階練習を嫌がるように、あるいは自分の楽器以外の楽器をしたがらないように。しかし、だからといって、学生がしたくないからということが、すべての画材に関する講義がファインアートの授業に組み入れられない理由にはなりません。それを克服し探求してもらいたいものです。
Mark D. Gottsegen教授のコメント
その通り、生徒は私たちの顧客だろう。大学の管理者たちにはそうした考え方(生徒の満足するものを与える)をするものもいるが、やはり生徒は生徒だから、完全な教育を受けるべきだ。 慣れている画材以外について学ぶことはそれほど難しいことではない。しばらく試して見さえすればよい。絵を一つ描くことが「しばらく」ということではない。随分以前だが、アクリル絵具になれるためには、絵を30枚描く必要があった。 何かほかのものについてのルールを学ぶことはそれほど難しいものではない(遠近法、比率の測定、解剖学など)。学びたいと思うこと、そして練習することだ。学ぶことについての障害は、心理的なものだ。画学生が学ぶ上での障害は、彼らの「専門家」教員だ。 私は本当に学ぶのが嫌いな生徒というものには会ったことはないが、練習したくない生徒にはたくさん出会った。 「スペシャリスト」について考えてみた。これは「一つのことについてエキスパートだが、それに関連した他のことは知らない」というもう一つの意味のある言葉だ。

マークさんの返事
オーボエ奏者は自分のリードを作るまでに多くの無駄になる仕事が必要だと聞いたことがあります。いつかはテクノロジーによってハンドメイドの生み出すニュアンスを奏でるリードができるかもしれないし、不可能かもしれません。しかし演奏家はオーボエがどのようにして作られるかを知る必要はありません。 同様に、画家が絵具製造業者になる必要はないが、専門家は自分の使う道具のニュアンスについて理解すべきだと考えています。それを知るには、技法や材料を通じて知る以外にはありません。(教育者でもない)私たちがそれを主張し続けなければならないということは理に合わないのは明らかですが、続けていきます。
アーティストのコメント
バーモント大学で使っている絵具類は水性のものだけだ(多くはゴールデン)。私は油彩画とアクリル画の両方を教えてきた。油彩は素晴らしい伝統があり、順応性があり香りゆかしいものだ。しかしアクリルには油彩画よりもはるかに多くの可能性がある。若い頃(50年代)の夢は油性ゲルで厚く盛り上げることだったが、そのようなものはなかった。そのようなペーストやゲルは素晴らしいものが今では手に入り、その範囲もとても広い。さらには、昔の画学生の嘆き:「誰かの絵が私の絵にくっついてどちらも駄目になってしまった」という声はこの15年は聞いたことがない。これは素晴らしいことだ。 数年前に油彩画のクラスで油絵を教えたことがある。絵を見たところ、色が10-15%くらいボケて見えるので困惑した。そしてそれはそのクラスの学生がターペンタインを毎日交換せずに筆もきれいに洗わないことが原因だと分かった。この問題は私の生徒たちには起こらないことで、とてもうれしいことだ。今は亜麻仁油やダンマルワニスを皿に出しても部屋の香り付けに使うくらいだ。

マークさんの返事
コメントをありがとう。あなたのプログラムはとてもユニークですが、それは十分ご存知のことと思います。そのような選択肢のある生徒は限られています。シラキュース大学で教えていた素晴らしい教授パット・バークを思い出します。彼は60年代から80年代にかけて長い間教えていました。かれは技法と材料の両方を組み合わせたコースを教え、また材料研究のために生徒に画材店を運営させていました。こうした生徒たちは実に驚くほどの多くの材料のレパートリーに恵まれていました。このような選択肢を提供するプログラムが米国の学校で今でも教えられているのかは知りませんが、そうであることを願います。
アーティストのコメント
画学生でも先生でもないが、大学のある町に住んだことがありそうした人たちと友人にもなった。彼らの共通認識としては、油彩が唯一の教科というものだ。それ以外はすべて「新しいもの」あるいは「伝統的でない」とされ、授業では油彩と同等には扱われない。 美術教育でアクリルが油彩に代わるべきだとは思わないし、そうなったとしたら、また同じことだと思う。しかし、美術教育は生徒がよりよい芸術家になるためのものだ。様々な画材があるが、それらを大きなくくりでとらえて作品の可能性を広げられるものと考えられていないのは残念だ。 様々な技法や材料を使いこなせるようになってこそ教育されたものだと考える。スペシャリストというものも、基本を学ばなければスペシャリストはなれない。 多くの学校でアクリルを探求する時間を取ってもらいたいものだ。中でもゴールデンは最高だと思うが、それは品質だけではなく、際限のない可能性があるからだ。様々なブランドがあるが、ゴールデンほど可能性のある製品はない。

マークさんの返事
コメントをありがとうございます。あなたのような方たちのために、当社には素晴らしい人員がおりご希望の可能性にそうことを使命としています。