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この日記はゴールデン社
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更新履歴
2006年の日記
2006.11.27
冬支度
2006.3.28
試作品
2006.2.26
品質の対価
2006.1.31
絵具セット
2006.1.17
私と絵具
2006.3.1
大学美術協会 - 絵具はどこへ行った?
大学美術協会(CAA: College Arts Association)の大会からちょうど 帰ってきたところです。以前は、この大会での出展やアトリエの安全性とか耐久性、環境に関してプレゼンテーションを行うことは当社にとっても有意義なものでした。私にとっても80年代初頭からの仲間である人々とお互いに情報交換を深める場でもありました。

最近はアーティストの参加がめっきり減っています。その原因が何かははっきりしないのですが、間接的にはこの低調さを示す変化に気づいていました。

過去には、ブースにいることが難しいほどでした。参加していたゴールデンの社員は様々なセッションに出席したいのでスケジュール表に飛びつくほどでした。そのためにブースには社員がいなくなるほどでしたが、セッションの後にはその内容や価値について話題に事欠きませんでした。私はそうした彼らに対し失望した振りをしてはいましたが、それは無意味でしたし、彼らが聴講することは私の気弱な反対以上の価値があったのです。

最近の数年は魅力のあるプレゼンテーションが少なくなっています。これは好みの問題もあるかもしれませんが、セッションをみているとどうも重大なギャップがあるように思えます。私の見たところでは、アーティストや批評家、学芸員らによる絵画材料や技法に関するパネルがほとんどありません。アートスペースの展示エリアにいたアーティストの一部を除いては、私が共感できるものはほとんどありませんでした。それは芸術を創造しつつあるアーティストに関するものであるのは確かでしたが。

デイヴィッド・へドリーは1998年にペインターズ・フォーラムを始めました。これはアーティストや修復家、そしてメーカーの間で芸術創作における材料や技法に関する対話を促すものでした。彼らはニューヨーク市の「アートインジェネラル」にたむろしていた様々なアーティストのグループです。明らかにこのような対話が必要とされていたのです。私は今でも大いに必要であると思っています。CAA以上に適した場所はないでしょう。美術史家や教育者の集まりとして、より有意義な話し合いをする以外にありません。一致協力すればアーティストたちのコミュニティーに対する強固なコミットメントによりCAAは活性化とエネルギーを回復できるでしょう。
オリジナルページに書き込まれた
Mark Gottsegen助教授より
CAAは主として仕事を探している美術史家やアーティストのためのものだ。セッションも自己PRや職探しが目的のものばかりだ。参加する費用も馬鹿にならない。CAAのために色々と執筆や活動をしたが、まともに扱われたことはない。

マークさんから
コメントをありがとう。CAAの内部事情は知らなかったので、誤解をしていたようです。ショーでは数人のアーティストから同じようなことをいわれました。またショーを嫌う人も多いことも知りました。 CAAの新しいリーダーがこれらの問題を有意義に扱うことを願っています。やはりアーティストに価値あるものを提供できる大切な機会だと思うのです。明らかな変化がない限り専門家たちの参加は減り続けるでしょう。費用の問題ではないと思います。 主催者がアーティストや我々業者との関係を変えることは可能だと思います。CAAの評価を落とすことなく有意義な方法で参加することも出来るのではないでしょうか。この業界は小さく、また生き残りをかけて奮闘を続けています。自分たちの周りに作り上げた障壁を崩さない限り、この創造的な共同体を生かすことは出来ないのだと信じています。
CAAへの提案にあったデイヴィッド・ヘドレーのフォーラムについて
デイヴィッド・ヘドレーのペインターズ・フォーラムは、当社が後援してニューヨーク市のアートインジェネラルで2年間開かれたものです。 そこでは7つのフォーラムがあり、メーカーや画家、修復家などの優れたパネリストが参加しました。また聴衆も彼らに劣らず卓越した人々で、素晴らしい討論や質疑が行われました。このようなフォーラムは是非ともまた開催したいと思うものです。CAAで聴衆が価値を見出すのもこのようなものだと思います。それは画材や技法についての討論でした。様々なアイデアを交換し、より大きな創造的共同体を広める素晴らしい機会でした。