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Golden History

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シルクスクリーンメディウム

 

GOLDENシルクスクリーンメディウムをGOLDENアクリル絵具に混ぜると、シルクスクリーン絵画のインクになります。

 

製品の詳細
GOLDEN
シルクスクリーンメディウムは、アクリル絵具に混ぜて、紙、木、その他絵画に適した素材でシルクスクリーンができるように配合された水性のシステムです。本品は、作業時間を長くし、スクリーンの絵具がすぐに乾燥しないように考案されています。

注:GOLDENシルクスクリーンメディウムを繊維に使用して洗濯することはできません。そのような用途には、GOLDENシルクスクリーンファブリックゲル(国内未発売)をご使用ください。

 

用途

 

混合に関する情報
GOLDENシルクスクリーンメディウムを加えると絵具のオープニングタイム1は長くなりますが、手始めに同量の絵具とメディウムを混ぜることから作業を開始するとよいでしょう。メディウムの量を多くすると、透明度に及ぼす影響は大きくなりますが、オープンタイムも長くなります。シルクスクリーンメディウムの量を少なくすると、混合物の不透明度2は高まりますが、スクリーンの中で目詰まりしやすくなります。

 

他のGOLDEN製品と混ぜる場合
GOLDENシルクスクリーンメディウムは、アクリル絵具、ゲル、メディウムすべてに混ぜることができ、シルクスクリーンの作業時間(オープンタイム)を長くします。アクリルとリターダーと水の液状混合物ですので、リターダーだけの場合と違って膜が形成されるため、耐久性が高まり、絵具が薄まる一方、乾燥時間を遅らせることができます。

 

透明度/不透明度
シルクスクリーンメディウムは不透明感を出すようには作られていません。混合物の不透明度は、使用する色の性質や、絵具と使用したメディウムとの比率によって決まります。シルクスクリーンメディウムの量が多いと透明度は増します。

 

混合物にGOLDENチタニウムホワイトを加えると不透明度が増します。白を加えると彩度と明度は低下します。

 

さらに、イリデッセントカラーやインターフェアランスカラーなどの透明色の場合、最初に「ベースコート」3を刷った方が不透明に見えます。たとえば、GOLDENイリデッセントゴールドを淡黄褐色のベースコートの上に塗ると、不透明感が増します。スクリーン印刷の専門家の本や参考資料をご覧いただければ、より参考になるでしょう。

 

(各色の不透明度を判断するには、GOLDEN顔料識別表をご参照ください。)

 

製品の一般情報
油絵具と混ぜないでください。油性面には塗らないでください。吸収性のない面の場合、接着性を高めるために研磨してください。膜ができる最低温度は華氏49度(摂氏9度)です。凍らせないでください。スクリーンと画材は石鹸水で洗浄してください。臭いが低く安全に使用できます。

 

追加情報

 

粘り気に関する考察
粘り気は「粘度」ともいい、印刷インクの性能に大きく影響します。インクの粘度が低い場合、紙などの多孔質の下地にはにじむ(bleeding)リスクが高くなりますが、細かい網目状のスクリーンには好都合で、紙などの吸収力の高い下地では速く乾燥します。粘度の高い粘り気のあるインクの場合、細かい網目状のスクリーンで目詰りする傾向は高くなりますが、(膜が厚いため)不透明度を高めることができ、繊維にスクリーン印刷したときはにじみにくくなります。広い面を印刷するときは、前もってこうした点をよくご検討ください。

 

シルクスクリーンメディウムと併用するアクリル絵具を選ぶ場合、 作業に必要な粘度を考慮して選択します。GOLDENヘビーボディアクリリクスはバターのような粘度ですので、スクリーン印刷のインクも粘度の高いものになります。GOLDENフルーイドアクリリクス(国内未発売)は、顔料の含有量はヘビーボディーペイントと同程度ですが、濃厚なクリームのような粘度で流動性があります。シルクスクリーンメディウムと混ぜても粘度が低く、流動性を維持します。

 

作業時間の改善
シルクスクリーンメディウムはスクリーンの絵具の乾燥を防ぐのに大きな効果を発揮しますが、乾燥する可能性がなくなるわけではありません。目詰りに気づいたらすぐに湿った布で取り除いてください。インクが詰まりスクリーンの中で乾燥した場合、取り除くことは極めて困難です。何ヶ所も詰まってしまった場合、印刷を中止し、表面を傷つけることのないスポンジまたは布を使ってスクリーン全体を水で洗って詰まりを取り除いてください。スクリーンを軽くたたいて乾燥させた後、印刷を継続してください。

 

印刷と印刷の合間をできる限り短くして迅速に作業してください。スクリーン印刷を開始する前に、スクリーン印刷用インクをたっぷり用意しておきます。

 

オープンタイムをできるだけ長くするには、GOLDENスクリーンメディウムと絵具を混ぜたものにGOLDENリターダーを5-15%加えるとよいでしょう。こうするとオープンタイムは長くなりますが、不透明度はあまり変わりません。

スクリーン印刷を始める前に水とリターダーを11で混ぜたもので予めスクリーンを湿らせておくと効果的です。この混合水を入れた霧吹き器を手近に置いて、絵具が乾燥しないよう定期的にスクリーンに軽く吹きかけてださい。吹きかける量が多すぎると紙面がにじみやすくなりますので、ご注意ください。

 

定義

  1. オープンタイム - 絵具が十分な水分を含み、塗布することのできる時間
  2. 不透明度 - 絵具を塗ったときに下地または下塗り層が見えにくくなる度合い
  3. ベースコート - 絵具または下塗り剤として描画面に最初に塗布する膜

 

免責事項
ここに記載する情報は、当社が行った研究とテストに基づくものであり、製品の可能な使用法を理解する基礎として提示するものです。作品を制作する手法、素材、状況は多岐にわたるため、当社は、製品がご使用者の用途に適していると保証することはできません。したがって、各プロジェクトの要求を満たすことができるよう、その都度テストすることをお勧めします。弊社は、ここに記載する情報が正確であると考えますが、商品性や特定用途への適合性に関する明示的または暗示的保証を行わず、製品を使用した結果生じる(間接的、派生的、その他)いかなる損害にも一切応じかねます。

 

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