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支持体の準備



 
アーティストにとって適切な支持体を準備することは長期保存に耐える作品をつくるために大切なことです。この準備は支持体と絵具の間に橋掛けをして作品の寿命を延ばします。使おうとする絵具は、支持体やサイズ(ドウサ引き)、下塗り、地塗りの選択に直接影響します。
このインフォメーションシートではアーティストの方々にそれぞれの画法にあった材料の一般的な知識をお伝えします。
GACシリーズのメディウムなど国内未発売製品の情報が含まれています。あらかじめご了承ください。)

 
まず考えなければならないこと
支持体に対し、どういうタイミングでサイズ引きや下塗り、地塗りをするのがよいのでしょう?:
目的に合ったサイズ、下塗り、地塗りというものは、使用する絵具の種類、支持体に塗る方法、支持体の性質などにより決まります。例えばステイン技法では、生のキャンバスに直接塗る場合と、サイズや下塗り、地塗りを施したキャンバスに塗る場合では、その結果は大きく異なります。
 
作業を始める前には使用する絵具の種類とその使い方を考えなけれなりません。一般的な支持体の多くは透明なアクリルゲルやグレーズの画面を変色させるので、ジェッソを塗る前にサイズ引きをして、絵具が乾いたときにきれいな画面になるようにしなければなりません。
 
油彩画家の場合は、キャンバスにサイズ引きをして油が支持体に浸み込まないようにしないと、キャンバスの繊維が油によって劣化します。また材料の柔軟性や塗り重ねのときの接着性も気になるところでしょう。
 
絵具の種類と画法
このように、絵画材料の種類は画家の描画スタイルと関係し、支持体の選択や必要な準備に影響します。主な事柄は:
・絵具の種類−アクリル、油絵具、水彩、その他
絵具の粘度−ウォッシュ、エアブラシ絵具、フルーイドカラー、アクリル絵具、ペースト絵具、その他
・塗膜厚さ−薄い、エアブラシによる塗膜、筆塗りによる塗り重ね、厚い、盛り上げの層、その他
・絵具の不透明度−半透明色、透明なグレーズ、原色絵具、その他
・絵の大きさ−ミニチュア絵画、肖像画タイプのキャンバス、壁画、その他
・塗膜硬さ−柔軟なアクリル絵具、GAC 200メディウムの硬い塗膜、柔軟性のない油彩画、その他
 
これらすべてを考えれば、どの支持体が最良かが分ります。しかし時には表面状態によって使える絵具が制限されることもあります。例えば金属製の建物に作品を描く場合は、使ってはいけない絵具がありますし、使える場合も補助手段を講じる必要があったりします。滑らかなツルツルした面は概してサンドペーパーで表面を荒らしたり脱脂したりする必要があります。屋外条件を考えた場合、作品の完成後にワニスやトップコートを塗ることも考えられることで、様々な種類の材料から選ぶことができます。
 
個々の作品制作はそれぞれに考えなければなりません。作業全体についての長所や短所を洗い出し、一番適した商品を選ぶ必要があります。
 
支持体の選択
支持体とは何か?:
支持体とは、その上に実際に絵具を塗る材料です。標準的なものはキャンバスや木、紙などです。様々な支持体が絵画に使用されてきました。洞窟の壁や動物の皮は最も古いものでしょう。やがて漆喰壁のフレスコや木製パネルが主流となり、さらにそれらも麻や綿のキャンバスに取って替わられました。AcrylaWeaveSyntraなどの商品名で知られる近代のポリエステル・キャンバスもやがて他の最新技術に追いやられるでしょう。理想的な支持体を探すことは永遠のテーマであり、その時代に使われる材料の種類に大きく影響されます。
 
今日、一般に使われる支持体には無酸紙、綿キャンバス、麻、メゾナイト(硬質繊維ボードの商品名)、様々な木製パネル、合板、アルミ、イラストボード、ポリエステル・キャンバスなどがあります。
 
支持体の選択
アーティストは自分の要求に一番あった支持体を選ぶ必要があります。輸送のために作品を巻かなければならないとか、あるいは他の理由のために柔軟性が大切なこともあるでしょう。厚く盛り上げた作品では、板材のような丈夫な支持体が必要です。自分の要求には何が最も重要な要素なのかを決めなければなりません。
 
時には絵画を構成する一部として支持体が画面に露出していることもあります。丹念に磨かれたアルミ支持体に透明なメディウムを下塗りした場合、透明色を薄く塗ればメタリックな色調になります。あるいは下塗りや支持体を通して繊維が見えるように粗い麻布を使うこともできます。
 
絵具にあった支持体の準備:
支持体は、描画作業がうまくでき長期の耐久性をもつものでなければなりません。キャンバスのような柔らかい支持体では、硬い支持体とは違った準備が必要です。こうした事柄について考えてみましょう。
 
接着をよくするために支持体表面を荒らす:
浸透性のない支持体は、絵具が接着するように表面を荒らして食いつきをよくしなければなりません。手段としては、サンドペーパーやサンドブラストなどがあります。ガラス面の接着性向上に一番よいのはサンドブラストをした後に硬い膜を作る塗料を塗ることです。硬い支持体の中には、スコッチブライトなどのナイロン・タワシで簡単にこするだけでよいものもあります。大抵の場合、こうした浸透性のない面のために作られたプライマーを使って接着性をよくすることができます。
 
支持体のクリーニング:
支持体が壁のような既存の表面の場合、高圧洗浄やサンドブラストで古い塗装のハガレや欠陥部分を剥がす必要があります。表面調整についてはゴールデン・インフォーメーション・シートの「屋外壁画の作成」(またはJust Paint 10に詳しい説明があります。もしこれを怠ると大きな悪影響を及ぼす可能性があります。
・藻やカビがある場合は描画前に漂白剤で洗浄する必要があります。家庭用漂白剤1に水3の割合で薄めた液を使って、手作業でこすり取らなければなりません。注意:アンモニアやアンモニア系洗剤と漂白剤を混ぜないこと! 保護メガネや保護具を着用して下さい。ブラシでこすり取った後、そのまま10分間放置し溶液の効果がでたころに清水で完全に洗い流します。
・接着を確実にするには、ペーパーがけなどで荒らした表面のホコリを取り除いてから下塗りしなければなりません。圧搾空気や真空掃除機、湿らせた布でのふき取りなど、支持体の性質に応じて方法を考えてください。
・金属面は描画前にイソプロピルアルコールやアセトンでこすって脱脂してください。他の種類の表面でも、洗剤や藻、指紋の除去、脱脂などが必要です。
 
支持体にサイズを引く
サイズとは?:
古くはニカワ(ウサギの皮が代表的)がサイズとしてキャンバスや麻の表面に直接塗られ、繊維を補強し酸性の油絵具から支持体を保護しました。これにより、脆い性質のあるテンペラや油彩は当初はひび割れにくくなりましたが、皮肉にも様々な温度や湿度にさらされると時間とともにひび割れが早まることになりました。巨匠たちの時代(1618世紀)に使われたウサギや他の種類のニカワは吸湿性があるため、湿気を吸う可能性が常にあるのです。
高湿度というだけであっても水分が塗膜に入り込んでニカワが膨潤し、寸法が狂ったり硬さが失われます。そのために塗膜にはひびが入り、やがて剥離することになります。こうしたことは綿や麻のキャンバスでよく起こります。これらのキャンバスは柔軟なため、ニカワによる寸法変化のひずみがそのまま油彩画面に伝わるからです。木製パネルのような硬い支持体の場合は膨潤する可能性がずっと低いので、ニカワのサイズはより適切です。
 
ウサギのニカワの補強効果は、ゴールデン GAC 400で再現できます。これは油の浸透も効果的に防ぎますが、GAC 100が油浸透防止には最も効果的です(後述の「補強と油浸透防止」を参照)
 
アクリル絵具におけるSIDの防止:

 

 

支持体による変色(SIDSupport Induced Discoloration)はアクリル絵具やメディウムにみられる現象です。塗膜が乾燥する過程で水はニつの方向に出ていきます。支持体が多孔質で浸透性がある場合、一つは空気中に、もう一つは支持体を通して出ていく方向です。キャンバスや麻、木、メゾナイトなどはみな水が浸透できるだけの十分な多孔性を備えています。さらに乾燥過程では水はアクリル塗膜と支持体の間を出たり入ったりする平衡状態にあります。この間、水はホコリや樹液、でんぷん質など水溶性の不純物を支持体から溶かし出してアクリル塗膜の中に析出させます。その結果、塗膜に変色を引き起こします。琥珀色に変色することが多く、その程度は析出した汚染物質の量によります。つまり支持体に含まれる汚染物質の量と絵具の乾燥時間に依存します。湿気が高いとか温度が低いとか、空気がよどんでいる、絵具を厚く盛り上げた、などの条件によって乾燥時間は長くなり、SIDの影響は大きくなります。
この変色に気付くことはほとんどありません。多くの場合、絵具は十分な量の顔料を含んでいて色が強いために黄色い変色は隠されてしまいます。しかし透明なグレーズや、厚く塗った透明なゲルメディウムの膜ではSIDがかなり目立ちます。ウルトラマリンブルーのグレーズはSIDにより鈍い緑がかった色に変色します。ジェッソだけではSIDを止めることはできず、ゲルやメディウムも種類によってSID抑止効果に差があります。ゴールデンの商品で最も効果の高いのはGAC 100です。この粘度の低いメディウムを2回以上支持体に直接塗るのが最も効果的です。乾燥後、キャンバスに下塗りを施せばさらに変色の可能性は低くなります。

麻やキャンバスの補強:
布類の補強にはGOLDEN GAC 400が適切です。ウサギのニカワと違って、時間とともに大幅に脆くなったり吸湿性になったりすることはありません。ニカワは再溶解性があるので、もしその上に水性のアクリル・ジェッソや絵具、メディウムを塗ると支持体からはがれる可能性があります。
 
補強効果を最大限にするには、キャンバスを張ってGAC 400を裏側に塗ります。キャンバス枠に隠れた部分は塗る必要はありません。乾燥しないうちにキャンバスを表返してGAC 400を表にも塗ります。これで、キャンバスに十分に浸透すると同時に支持体が枠に接着する危険も避けられます。メディウムが乾燥したら表にもう一度塗ります。キャンバスは太鼓の皮のようになり描画する時のたわみが大幅に少なくなります。
 
油彩画における油の浸透防止:
ゴールデンの研究室は最近、油浸透防止用サイズとしてどのメディウムが効果的かを研究しました。その結果、GAC 100が総体的に最も優れており、GAC 700やフルーイド・マット・メディウムもよい結果でした。これらの商品を使って油浸透を防ぐ場合、適切な効果を得るには最低二回塗る必要があること、さらに塗り重ねれば効果が高まり支持体も保護されることが分りました。一般的なジェッソでは、三回以上塗らないと支持体への油浸透は防ぎきれません。それは、ジェッソというものがその上に塗り重ねる絵具の接着をよくするために多孔質で吸収性があるように設計されているからです。
 
描画を始めるまでにサイズが融着して均一な膜になるように十分に乾燥させ(13日)、油浸透防止効果を最大にする必要があります。
 
補強と油浸透防止:
キャンバスの補強とオイル浸透防止の両方を達成するための現在の最良の方法は、まずGAC 40012回塗りするか裏表に塗って布地を補強します。それが乾燥したら、ホワイト・ジェッソかGAC 100を表面に二回塗って乾燥させて、油浸透を防ぎます。
 
支持体に下塗りをする
プライマー(下塗り材)とは?:
伝統的な油彩プライマー(下塗り)とは乾燥が速く油分の少ない絵具で、下地をシールし上塗りが乗るようにします。近代的な意味では、同様に上塗りが乗るように表面を調整する塗装を指します。現在は水性、アルキド、油性、ウレタンなどの種々のプライマーがあり、様々な表面が描画できるようになります。いずれにしろ、プライマーは支持体に絵具が接着するための土台をつくります。
 
適切なプライマーを選ぶ:
プライマーのタイプは、支持体と描画手法の双方に依存します。プライマーの必須条件は支持体によく接着すること、そして上に塗る絵具が確実に接着することです。アルキド・プライマーは金属面接着に適しています。自動車用プライマーは金属面へのスプレー塗装によく使われます。多くのプライマーは、シートロック(石膏ボード)プライマー、木部用プライマー、石質用プライマーなど、使用表面に合わせた商品になっています。
 
アクリル絵具に適したプライマーを捜す場合、まず支持体に適したものを見つけます。そして水性エマルション塗料(絵画用アクリル絵具もその一種です)が乾燥したプライマーに接着することを確かめてください。どのような材料でも実際に塗る前に常に試験し、不適切な材料のためにコストがかかるような失敗は避けてください。
 
アクリル・ジェッソ:
アクリル・ジェッソはキャンバスや木のような多くの天然素材の基底材に適したプライマーですが、 メーカーにより大きな違いがあります。「習作用(学生用)ジェッソ」のようなある種のジェッソはアクリル分が少なく、それ以外の固形分や水分が多くなっています。このタイプは吸収性がよい反面、曲げたり巻いたりあるいは厚く塗ったりするとひび割れやすくなっています。当社のホワイト・ジェッソはアクリル分が十分なので柔軟性に優れ、また顔料分も十分なので良好な吸収性と不透明度@があります。枠張りキャンバスを適度に収縮させてしっかりさせるだけの十分な水も含み、またタワミによるひび割れに対する耐久性もあります。ゴールデンのサンダブル・ハード・ジェッソは、ペーパーがけができるような固形成分が含まれていますが、曲げによるひびを防ぐためには硬い支持体に限定されます。
 
アクリル・ジェッソは、アクリル絵具、水彩、ガッシュ、カゼイン絵具、アルキド絵具、油絵具のどれにも使えます。塗膜が硬くなる絵具(油絵具など)の下塗りに使う場合、硬い支持体(木など)を使うか、柔軟な支持体の場合はGAC 400でサイズを施すことで柔軟性の差を打ち消すことができます。
 
メディウムを透明ジェッソとして使う:
支持体が透けて見えるような作品を作る場合でも、表面に何らかのメディウムを塗ることが大切です。これにより支持体を保護することができますし、支持体に対する絵具の接着性をよくするためにも必要でしょう。糊などでサイジングしていくぶんかの耐水性を持たせたキャンバスにゴールデンアクリリックスなどの固練り絵具を塗る場合には、絵具が下地へ十分吸い込まれないので、接着性を上げることが特に重要です。下塗りをしていない吸い込み不良の表面では絵具は比較的簡単にはがれてしまいます。プライマー(下塗り)はキャンバスに浸透し乾燥するとともにキャンバスと一体化します。ゴールデン・フルーイド・マットメディウムやGAC 100はどちらも透明なメディウムなので、キャンバスなどのテクスチャーが透けて見える効果を出せます。ゴールデン・フルーイド・マットメディウムは透明でつや消しの面に、GAC 100はつやありの面に仕上がります。
 
薄めたウォッシュで描くステイン技法では、下塗りをしてしまうとその影響を受けます。ですからステイン画を描いた後、十分に乾燥させてからその上にクリアジェッソを塗って表面を覆います。これは生地の劣化に対する作品の保管性Aという面から重要なことです。代替案としてゴールデン・アブソーベントプライマーを使った特殊な吸収性下地を支持体の上に作ることで、この技法に対応することもできます(この製品については後述)。
 
下地を塗る
地塗りとは:
歴史的な意味での地塗りとはジェッソや均一な色を塗って描画のために準備され、さらなる技法を施すための表面です。アクリル・ジェッソやゲル、メディウム、あるいはアクリル絵具は真の意味での地塗りとなりえます。画材は非常に多くありますから、画家の目的にあった特製の地塗りを作ることができます。
 
色つきの地塗り:
ゴールデン社のハイロード・アクリリックスの配合はジェッソに近いので、色つきの地塗り材として使えます。単一顔料だけを含み、薄めていない(チタン白を混ぜていない)のでとても強い色調になります。ジェッソに似たキメの粗さを持つ原色の地塗りとなります。
 
パステル用プライマー:
パステル用プライマーは比較的半透明な地塗り材で細かな砂のようなツブ状のテクスチャーを持っています。パステル紙と同じようなキメの粗さがあり、チョーク、クレヨン、木炭、石墨、パステルなどに便利です。他のアクリルメディウムやジェッソ、色つき地塗りの上に塗ることができます。キメの粗さはドライブラシ技法にも使えます。詳細はパステル用プライマー資料をご覧ください。
 
アブソーベントプライマー:
ゴールデン・アブソーベントプライマーは、水彩紙でしかできなかったステイン技法や水彩技法と同じような効果が出せるユニークな商品です。様々な支持体を優れた吸収性下地に変えることができ、画面の大きさには制限がありません。ジェッソが塗れる表面なら、塗り道具(粗い刷毛、スキージなど)を変えることで様々なテクスチャーを作ることができ、可能性は無限です。表面を適切に処理すれば、ガラスの内側に入れて展示する必要もなくなります。詳細はゴールデン・アブソーベントプライマー資料をご覧ください。
 
その他のゴールデン製品:
アクリルメディウムの多くはアクリル絵具やパステル、鉛筆などを塗り重ねるのに十分な品質があります。ただし必ず予めテストしてください。
 
パミス・ゲル(ファイン、コース、エクストラコース)
ゴールデン・パミスゲルはテクスチャーのある下地を作ります。塗膜は硬くなりますが、ゴールデンのゲルやメディウムを混ぜて柔軟にすることもできます。ファインとコースのパミスゲルはパステル用の下地に適しています。
 
クリア・グラニュラー・ゲル:
クリア・グラニュラー・ゲルはパミスゲルと似たテクスチャーを作りますが、透明感があります。
 
ガーネット・ゲル(ファイン、コース、エクストラコース)
ガーネット・ゲルは最新のテクスチャー用ゲルです。透明な紫色をした天然ザクロ石の粒子が使われています。塗膜は硬くなりますが、他のゲルやメディウムを混ぜて柔軟にすることもできます。
 
モデリング・ペースト:
盛り上げやテクスチャー制作に優れています。乾燥すると硬くなりますが、柔軟性もあり不透明です。
 
ライト・モデリング・ペースト:
乾燥前の密度はゴールデンの通常のモデリング・ペーストの50%以下のため、非常に軽い塗膜を作ります。そのため、大作や厚く盛り上げる作品に最適です。乾燥塗膜は不透明でつや消しになります。鋭いエッジが立つテクスチャーができるように粘度を高くしています。
 
定義
@不透明性(Opacity)−塗った絵具が下地を覆い隠す程度
A保管性(Archival)−長期間、存続できること
 
参照チャート
次のチャートにあるのは描画用支持体の適切な準備方法です。一般的なガイドラインを示していますが、条件によってはさらに調整する必要があります。
 

キャンバス、麻布についての最低必要事項

 

絵具の種類

 

必要なサイジング

 

必要な下塗り

 

必要な地塗り

 

不透明アクリル絵具

 

なし

 

アクリル・ジェッソ

 

なし

 

透明アクリル絵具

 

GAC100二回塗り 

 

(SID防止)

 

アクリル・ジェッソ

 

なし

 

薄めたアクリル・ウォッシュ

 

水彩絵具

 

なし

 

アクリル・ジェッソ

 

アブソーベントプライマー(水彩効果)

 

油絵具、アルキド絵具

 

GAC400二回塗り(繊維補強)

 

/GAC100(油浸透防止)

 

アクリル・ジェッソ

 

なし

 




 
木パネル、メゾナイト、その他天然の硬質支持体についての最低必要事項

 

絵具種類

 

必要なサイジング

 

必要な下塗り

 

必要な地塗り

 

不透明アクリル絵具

 

なし

 

ジェッソまたはサンダブル・ハードジェッソ* (必要に応じて)

 

なし

 

透明アクリル絵具

 

GAC100二回塗り

 

(SID防止)

 

ジェッソまたはサンダブル・ハードジェッソ (必要に応じて)

 

なし

 

薄めたアクリル・ウォッシュ

 

水彩絵具

 

なし

 

ジェッソまたはサンダブル・ハードジェッソ (必要に応じて)

 

アブソーベント

 

プライマー

 

油絵具、アルキド絵具

 

GAC100(油浸透防止)

 

ジェッソまたはサンダブル・ハードジェッソ (必要に応じて)

 

なし


  *サンダブル・ハードジェッソ:研磨可能な硬質ジェッソ
 
免責事項
本編はゴールデン社における研究に基づいており、ユーザーが製品の限界を知るための一般的な情報を提供することのみを目的としています。絵画制作における技法や材料、条件は多義にわたりますので、ゴールデン社はご使用の商品が適しているものかどうか確認できません。従って個々の技法がその制作の要求にあっているかどうかを必ず予めテストしてください。当社は本編の情報は信頼性があると考えますが、特定の目的のための商品性や的確性について、明示の、あるいは暗黙の保証をするものではありません。また製品の使用により起こる(間接的、派生的、その他のあらゆる)損害に対し責任は一切負わないものとします。
 
© 2003 GOLDEN Artist Colors, Inc.

 

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