マーク・ゴールデンより

From Mark Golden 

この1年、時が駆け足で過ぎて行ったことが思い出されます。25年以上もの間、私たちはJust Paintを公開してきました。バーバラと私はありがたいことに36年にわたり、多くの才能あるアーティストたちの創作人生に関わることを許されてきました。彼らを友人と呼べることはこの上ない幸せでした。

この2月、当社の設立当初の顧客の一人であるキクオ・サイトウが他界しました。チャンバーズストリートにあった彼のスタジオを初めて訪れた時、私はまだ26歳でした。彼は緊張した若者を温かく迎えてくれました。長年にわたり、私たちは何度もお互いを訪ね、模索していた最新素材について話し合いました。こうした会話の中で、当時当社にあった青より明るい青を特注色として依頼されるなど、ワクワクした思いを共有したものです。数週間後、私たちは彼のために「サイトウ・ブルー」を作り、結局、これが当社のフタロブルー(グリーンシェイド)になりました。昨年9月、彼の素晴らしい作品を祝した「カラー・アンド・ドローイング」という展示会のオープニングに、ミキコ夫人も含めてキクオの友人と家族が参加してくれました。彼の絵は2017年3月までギャラリー(The SAGG)に置いてありますので、オンライン上www.thesagg.orgで見ていただくことができます。図録をお買い求めいただくこともできます。

昨年6月には、もう一人の友人Kenworth Moffettを失いました。彼は優れた美術館長であり、美術評論家であり、学芸員であり、多くのアーティストの親しい友人でした。そして10月にはWalter Darby Bannardを失いました。彼は驚くべき才能を持った作家であり、素晴らしい芸術家でした。彼の著作物を読むと明瞭なメッセージが伝わってきます。多くの人が望みながらも、なかなか達成できないことです。画家としての彼の仕事は、色の愛に浸され、60年に及びました。私たちはこの友人たちを失い悲しみに暮れると同時に、彼らの死により少し老いた気がしています。ただ、ありがちことに彼らの作品を見ると、彼らが遺してくれた大切なものを思い出し、思い出すことで笑顔になることができます。


Mark

Golden Artist Colors社


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