ゴールデンアクリリックス
ゴールデンフルイド

Golden History

 

ゴールデン伝統色物語

血、泥、尿、果実、葉、根。これらの共通項はなんでしょう。このような「原始的」な素材の多くは、長い歴史の中で最も美しい専門家用絵具として使われてきました。

ゴールデン伝統色はこのような素材から作られた顔料を再現したものです。当社の伝統色はこれらの成分から作られたのではなく、その色を模して作られたものです。当社の製品をよくご存知の方なら、これはゴールデン社の新機軸であるとお気づきでしょう。何故ならこれまでは、単一で純粋な顔料と100%アクリルエマルションによる製品としては最も幅広い絵具を提供してきたからです。高度な耐光性と品質を維持しながら単一の顔料で希望の色が作れない場合には、当社も時として混色をするのです。伝統色の場合はこのステップを踏むべき正当な理由があります。

長い歴史の中で、伝統的な顔料には多くの欠点があることが証明されています。事実、それぞれの色は耐光性や安全性という面でしばしば議論の的になったのです。既に生産されていない顔料もありますし、市場から禁止されたものもあり、生産されている顔料でも耐光性などの面が疑問視されています。

それにもかかわらず、これら歴史的な色は画家の伝統あるパレットには必須なものと考えられてきました。アーティストは混色の際にこうした顔料の見せる独特の効果を必要としているのです。ゴールデン社は現代の絵画においてもこれらの色が必要とされるのかどうかを調査しました。専門家から寄せられた数多くの返事は「イエス」でした。

当社は、これらの色が安全で信頼できる絵具で再現することは可能であり、他に変わるものがないために未だにこうした疑問のある製品を使い続けているアーティストのニーズに応えられると考えました。これら伝統色の品質を再現するためには多大な努力を払っています。本来の顔料の込み入った歴史を解明するために、伝統的な油絵具や巨匠たちの作品にまで遡って研究しました。美術史家や学芸員、当社の技術者などの専門家が参加し広範囲な研究を行いました。総合的な色の品質には原色や下色、足色が含まれています。以下の資料には、それぞれの伝統色の簡単な歴史とともに、私たちが本来の色を忠実に再現するために行った研究開発についても手短に説明しています。私たちはこれらの色の遺産を引き継ぐと同時に、耐光性、安全性、耐久性という利点を加えることを誇りに思い、またそれに夢中にもなっています。現代化学の恩恵により、伝統色は過去の素晴らしい遺産としてだけでなく、創造的な未来を形作る高品質な画材ともなるのです。

原色(mass tone):絵具をチューブからだしたままの濃い色
下色(底色、undertone):絵具を白地に薄く引き延ばし透明にした時の色
足色(tint tone):絵具を白で薄めた時の色

Golden Artist Colors, Inc.