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Golden History

歴史 / 性質 / 顔料 / 色見本 / 技術情報と使い方

商品の性質

他のゴールデン商品との混合:
フルイドカラーは、メディウムや下塗り材、ジェッソ、ゲル、そしてゴールデンアクリリックス、エアブラシカラー、ハイロードカラーイリデッセントカラー、ペーストペイント、マットアクリリックスなど、ほとんどのゴールデン商品と混ぜることができます。粘度の異なる絵の具を混ぜることで、色の強さを犠牲にすることなく実質的にあらゆる固さの絵の具を作ることができます。ゴールデンアクリリックスは水で効果的にうすめることができますが、フルイドカラーは粘度がもともと低いので水は少ししか必要ありません。注意していただきたいことは、水を多くすればするほど乾いたときの収縮が大きくなることです。アクリル絵の具は水が多すぎると定着力が低下し光沢もなくなります。

ステイニング技法やウォッシュの場合を除いて、フルイドカラーと混ぜる水は1:1よりは多くしない方がいいでしょう。ステイニングやウォッシュの場合は加える水の限度は特にはありません。絵の具が下地に吸い込まれることで十分な塗膜となるのです。あるいはウォッシュにアクリルメディウムを上塗りして全体的な強度をあげることもできます。

筆さばき:
フルイドアクリリックスは筆の含みが固い絵の具よりも均一な上に絵の具の筆離れが安定しているので均一な筆さばきを長く続けることができます。これが低粘度という性質からくるフルイドカラーの特徴の一つです。顔料濃度が高いと同時に厚みのない描画を可能にします。粘度の高い絵の具をうすめてもこのような表現はできません。

ヘビーな筆さばきが必要な場合は、ゴールデンのゲルと混ぜてください。ソフトやレギュラー、ヘビー、エクストラヘビーなどのゲルで様々な固さが得られます。フルイドは粘度が低いと同時に濃度がありますので、ゲルと混ぜて力強い絵の具を作るのに最も適した絵の具といえます。

注ぐ、そして溜める:
フルイドはキャンバスの上に、pouring(絵の具を注ぐ)puddling(絵の具を水溜まりのようにする)、dripping(絵の具を滴らせる)やdragging(塗った絵の具を毛先などで引きずるようにしてこすり取る)などの特殊な効果をだすことができます。絵の具を垂らすときのスピードや画面からの距離、注ぎ口の大きさや形を変えることで絵の具の流れや液滴の大きさ、形をコントロールできます。色の違うフルイドを同時にあるいは時間をずらして一緒に使うと面白い技法ができます。

ゴールデンのメディウムの中にはフルイドと相性が良く、pouring/dripping/puddling等の技法に効果的なものがいくつかあります。フルイドに少量のGAC-800を混ぜるとクレーズ(次の項参照)の発生を抑えることができます。dripping技法では、クリアタールゲルをフルイドに混ぜると蜘蛛の巣のような細さから筆塗りの太さまでの線が作り出せます。

厚塗りのときの乾燥について:
絵の具を厚めに塗った場合には、アクリル絵の具は乾燥にともない大幅にやせる(およそ25-40%)ことを忘れてはなりません。この性質は、フルイドの低粘度とあいまってクレーズとよばれる細かなひび状の表面欠陥を起こします。クレーズは絵の具の乾燥時に塗膜にかかる大きな力が原因です。これは、絵の具を垂らしたとき、表面にはしる割れ目や裂け目あるいは谷間のようになって現れます。ゴールデンのソフト、ミディアム、ヘビー、エクストラヘビーなどのゲルを混ぜると、クレーズを防ぐことができます。

光沢の変化:
フルイドカラーの場合もゴールデンアクリリックスの基準を守り、つや消し剤や不透明にするための添加剤などは意図的に使わないことにしました。これらの添加剤は色ごとの光沢や不透明性を均一に調整するために他のアクリル絵の具ではよく使われます。当社は、それぞれの顔料はその本来の性質による固有のつやがあり固有の透明性あるいは不透明性があると考えました。このような考えで作られた当社の絵の具はそれぞれの色の最も澄みきった清浄な品質を備えており、特にウォッシュやグレーズに用いたときにその鮮やかさが発揮されます。つや消し剤や他の白色材料を混ぜることはいつでもできますが、一度混ぜてしまうと取り除くことはできないのです。

フルイドアクリリックスにはつや消し剤や不透明添加剤は入っていませんから、カラーチャートを見るとそれぞれの色の光沢が違うのは一目瞭然です。例えば、ウルトラマリンブルーやローシェナーはかなりつや消しなのに対し、キナクリドンゴールドやバットオレンジは非常に光沢があります。中には光沢が違うことを問題視する人もいますが、多くの画家たちはフルイドカラーのもつ色や光沢、透明性、不透明性といったニュアンスを評価しています。(フルイドカラーに均一な光沢や不透明性を望むアーティストには、マットフルイドがあります。詳細は後述。)

塗膜の柔軟性:
フルイドカラーの乾燥塗膜は柔軟性に優れ、他の天然や合成の樹脂系絵の具で起こるようなひび割れの可能性が大幅に少なくなっています。アクリル絵の具は、運搬時や温湿度変化に伴う伸縮によってキャンバスにかかる定常的な圧迫や引っ張りの力を吸収することができます。注意しなければならないのは、摂氏15度(華氏59度)になると硬くなり始め、氷点下では非常に硬くなることです。特に、作品を氷点下条件で運搬する場合や寒い場所に保管されていた作品を広げるときには覚えておかなければなりません。凍ったとしても作品が自然にひび割れることはありませんが、とても脆くなっているので注意深く扱わなければなりません。こうした低温条件に曝された作品は、まず十分に暖めてから巻くなり広げるなりあるいはそれ以外の取り扱いをしてください。

色の範囲

主要色:
フルイドアクリリックスは、ゴールデンアクリリックスに比べると色の範囲は限られますが、それでも様々な顔料を使用しています。多くの画家が、何故全ての色をフルイドにも作らないのかと疑問をもっています。それができない理由は色々あります。フルイドは粘度が低いため、重さのある金属系顔料には安定しないものがあります。重い顔料は沈みやすく、容器の底に硬く固まって簡単には混ぜられなくなります。このような顔料濃度の高い絵の具を低粘度(さらさらした絵の具)のまま長期に安定させるのは難しく、粘度は普遍的な課題です。

 

*下記のシリーズは国内未発売です。

フルイド・イリデッセントカラー:
フルイド・イリデッセントカラーは現在の絵の具のなかで最もユニークなものの一つです。その光輝性はよく知られており、種々の輝くようなメタリック色があります。そのまま単独で、あるいは他のゴールデンの色と混ぜてつかえます。グロス系のゲルやメディウムを混ぜると輝きが増します。

ほとんどのイリデッセントアクリリックスはマイカ(雲母)粒子に酸化チタンをコーティングしたもので色あせに対し高い耐久性をもちます。イリデッセント・ステンレススチールやマイケイシャス・アイアンオキサイドのように、金属や金属酸化物でできたものもあります。イリデッセントアクリリックスは、ステンレス鋼やマイカなどの天然鉱物、十分に酸化した金属から作られており、酸化したり変色したりすることはありません(詳細は、インターフィアランス&イリデッセントアクリリックス・製品情報シートをご覧下さい)。

フルイド・インターフィアランスカラー:
ゴールデン・インターフィアランスカラーの反射特性は、魚鱗や孔雀の羽、蝶の羽の鱗粉などの自然にみられる真珠光沢を人工的に再現したものです。ゴールデンには6色のフルイド・インターフィアランスカラーと4色のインターフィアランスオキサイドカラーがあり、いずれもファイン(微粉)グレードのみです。どの色も単独で、あるいは他の色やメディウムと混ぜて光輝性を発揮します(詳細は、インターフィアランス&イリデッセントアクリリックス・製品情報シートをご覧下さい)。

フルイド・マットアクリリックス製品:
フルイドアクリリックスの光沢はゲルやメディウム、ワニスなどを混ぜて変えることができます。しかしゴールデンでは、均一なつや消しに仕上げたい画家のためにマットアクリリックスを用意しました。マット・フルイドアクリリックスは基本的には普通のフルイドと同じですが、つやのある色にはつや消し剤を加えています。

Golden Artist Colors, Inc.